転法輪奏(読み)てんぽうりん すすむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「転法輪奏」の解説

転法輪奏 てんぽうりん-すすむ

1929-1998 昭和後期-平成時代の経営者。
昭和4年9月14日生まれ。昭和27年大阪商船(現大阪商船三井船舶)に入社。企画部長などをへて,56年取締役。平成元年社長,6年会長。円高による海運危機に際し,船舶の外国籍化などのリストラ推進。経済同友会副代表幹事をつとめ,規制緩和問題などで積極的に発言し財界論客として知られた。平成10年10月3日死去。69歳。三重県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android