金沢兼光(読み)かなざわかねみつ

精選版 日本国語大辞典 「金沢兼光」の意味・読み・例文・類語

かなざわ‐かねみつ【金沢兼光】

江戸中期の船匠。号、諸津堂。通称、桶屋角左衛門。大坂堂島船大工町に住み、代々瀬戸流木割術を伝え、特に川御座船技術に名のある家柄であった。宝暦一一年(一七六一)船に関する百科辞典ともいうべき「和漢船用集」一二冊を著わす。生没年不詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金沢兼光」の解説

金沢兼光 かなざわ-かねみつ

?-? 江戸時代中期の船大工。
大坂の人。宝暦11年(1761)7代200年にわたる家伝秘本もとにして「和漢船用集」をあらわした。通称は角左衛門。

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