開国始末(読み)カイコクシマツ

デジタル大辞泉 「開国始末」の意味・読み・例文・類語

かいこくしまつ【開国始末】

伝記。1巻。島田三郎著。明治21年(1888)刊。井伊家の諸記録をもとに、井伊直弼いいなおすけの大老就任から暗殺に至る間の始末を詳述し、直弼の立場を弁護している。

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精選版 日本国語大辞典 「開国始末」の意味・読み・例文・類語

かいこくしまつ【開国始末】

史論書。島田三郎著。明治二一年(一八八八)刊。大老井伊直弼幕末難局に処し、ついに開国に踏み切り、桜田門で暗殺されるに至るまでの事情を述べたもの。

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