雁の使ひ(読み)カリノツカイ

デジタル大辞泉 「雁の使ひ」の意味・読み・例文・類語

かり‐の‐つかい〔‐つかひ〕【×雁の使ひ】

《「漢書蘇武伝の、匈奴きょうどに捕らえられた前漢蘇武が、手紙の足に結びつけて放ったという故事から》便り。手紙。かりのたまずさ。かりのたより。かりのふみ雁書雁信雁使がんし
春草馬咋山くひやまゆ越え来なる―は宿り過ぐなり」〈・一七〇八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android