雁信(読み)ガンシン

デジタル大辞泉 「雁信」の意味・読み・例文・類語

がん‐しん【×雁信】

手紙のこと。雁書。→かりの使い
[類語]手紙はがき絵葉書封書書簡書信書状書面紙面信書私信私書しょ一書手書親書手簡書札しょさつ尺牘せきとく書牘しょとく雁書がんしょ消息便りふみ玉章たまずさ郵便レター

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精選版 日本国語大辞典 「雁信」の意味・読み・例文・類語

がん‐しん【雁信】

  1. 〘 名詞 〙がんさつ(雁札)
    1. [初出の実例]「新陽回来未雁信」(出典:新編覆醤続集(1676)一一・与林羅山)
    2. [その他の文献]〔温庭筠‐寄湘陰閻少府乞釣輪子詩〕

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普及版 字通 「雁信」の読み・字形・画数・意味

【雁信】がんしん

たより。

字通「雁」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の雁信の言及

【ガン(雁)】より

…渡りのときはおもに夜間に飛ぶ。【柳沢 紀夫】
[伝承]
 雁は候鳥(こうちよう)で,秋には南に渡り春には北に帰るところから,中国では遠隔の地の消息を伝える通信の使者と考えられ,雁信,雁書の説が生まれた。仏の前生話にも雁が出る。…

※「雁信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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