電気血栓作成法(読み)でんきけっせんさくせいほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気血栓作成法」の意味・わかりやすい解説

電気血栓作成法
でんきけっせんさくせいほう

クモ膜下出血に対する先端的な治療法。銅線カドミウム,バリリウムなどの細いワイヤを動脈瘤 (りゅう) に刺して電流通じ一瞬うちに凝固させて血栓化する。クモ膜下出血の大半脳動脈瘤破裂によって起こるが,通常の処置が困難な症例について,この方法が用いられる。「微小銅線による脳血管性病変の電気的凝固治療」の名で高度先端医療に指定されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android