革新普及理論(読み)かくしんふきゅうりろん(英語表記)innovation diffusion theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「革新普及理論」の意味・わかりやすい解説

革新普及理論
かくしんふきゅうりろん
innovation diffusion theory

ロジャースが,革新普及過程における対人的コミュニケーション構造を「採用者カテゴリー」という仮説で示した理論。革新は革新者,初期採用者,前期追随者,後期追随者,遅滞者によって順次採用されるというものである。初期採用者は人々への影響力を持ち,オピニオン・リーダーとして普及に貢献するとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android