願力回向(読み)ガンリキエコウ

デジタル大辞泉 「願力回向」の意味・読み・例文・類語

がんりき‐えこう〔グワンリキヱカウ〕【願力回向】

浄土真宗で、衆生往生の因も果も、すべて阿弥陀仏本願の力によって施し与えられたものであること。他力回向。

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精選版 日本国語大辞典 「願力回向」の意味・読み・例文・類語

がんりき‐えこう グヮンリキヱカウ【願力回向】

〘名〙 仏、特に阿彌陀仏が、衆生を救おうという願力によって成就されたあらゆる功徳を、恵みとして衆生にめぐらし与えること。他力回向。
教行信証(1224)三「横超者、斯乃願力廻向之信楽、是曰願作仏心

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