鹿島建設[株](読み)かじまけんせつ

百科事典マイペディア 「鹿島建設[株]」の意味・わかりやすい解説

鹿島建設[株]【かじまけんせつ】

1840年,町方大工鹿島岩吉の創業に始まる大手建設会社。1880年鹿島組,1947年鹿島建設を称し,1991年通称を鹿島とした。鉄道ダムなど土木事業で実績をあげ,大正期以降は建築部門へも積極的に進出した。日本原子力研究所第1号炉,超高層ビル建設のさきがけとなる霞が関ビル,池袋サンシャイン60などを施工青函トンネルも手がけた。出版などの文化事業も関連会社を通じて行っている。本社東京。2011年資本金814億円,2011年3月期売上高1兆3256億円。売上構成(%)は,土木21,建築48,開発4,国内関係会社16,海外関係会社12。海外売上比率12%。→花岡事件
→関連項目大林組[株]大成建設[株]

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