黄金仏(読み)おうごんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「黄金仏」の意味・読み・例文・類語

おうごん‐ぶつ ワウゴン‥【黄金仏】

〘名〙
黄金で鋳造した仏像
狂歌・銀葉夷歌集(1679)一〇「是はかの黄金仏の下地かも御堂にすめる小ばん大ばん」
多く金銭を所有する者をいう。財産家
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)四「下京での黄金仏(ワウコンフツ)、四つ塚や五郎右衛門」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android