α-グロブリン(読み)アルファグロブリン

化学辞典 第2版「α-グロブリン」の解説

α-グロブリン
アルファグロブリン
α-globulin

血清を電気動で分離したとき,アルブミンの近くに泳動する一群のタンパク質.α1-,α2-,β-,およびγ-グロブリンに大きく分類され,前二者をα-グロブリンという.α1-グロブリンは分子量4×104,40% の糖を含むタンパク質,分子量5×104,14% の糖を含むタンパク質,脂質を43% または67% 含む分子量2×105 と4.4×105 のタンパク質,23% の糖を含みヘモグロビンと結合するハプトグロブリンを含む.一方,α2-グロブリンは分子量1.4×105プラスミノーゲン,分子量6.3×104プロトロンビン,分子量1.5×105を含むセルロプラスミンなどを含み,いずれも約10% の糖を含む.また,ビリルビンステロイド,銅などの運搬や,血液凝固に関与する重要なタンパク質も含まれる.[CAS 339210-04-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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