《古代都市》(読み)こだいとし

世界大百科事典(旧版)内の《古代都市》の言及

【家族】より

…しかしその後の人類学者の研究の結果,彼の学説には否定的見解が多く出されている。 家族についての先駆的研究としては,これ以前に代表的なものとしてバッハオーフェン《母権論》,H.J.S.メーン《古代法》(ともに1861),フュステル・ド・クーランジュ《古代都市》(1864)が挙げられよう。《母権論》は,原初的雑交Hetärismus期に次いで母権制あるいは女人政治制Gynaikokratieを想定し,父権制に先行するものとした。…

【フュステル・ド・クーランジュ】より

…創立まもないアテネのフランス学院に留学した。若き日の著作《古代都市La cité antique》(1864)は,宗教の観点から社会構造を説明する大胆な仮説により大きな反響を呼んだ。その後,古代から中世への移行期の研究へと向かい,大著《旧フランス政治制度史Histoire des institutions politiques de l’ancienne France》6巻(1875‐92)を著した。…

※「《古代都市》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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