都城制(読み)とじょうせい

百科事典マイペディア「都城制」の解説

都城制【とじょうせい】

日本古代の宮都に影響を与えた中国古代都市の一類型。中国の場合,堅固な城壁で四周を囲んだ城郭都市の構造を持つのが一般的で,内部は中央北よりの宮城を中心に碁盤目状に区画された条坊制をとる。日本では条制は施行されたが,城壁が構築されることはなかった。中国都城制を模倣しようとする試みは難波(なにわ)京・大津京でもあったが,律令体制の整備された藤原京において初めて計画に基づいた造営が行われ,平城京平安京で定着。
→関連項目白鳳文化

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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