アイコール(その他表記)ichor

翻訳|ichor

岩石学辞典 「アイコール」の解説

アイコール

揮発性成分に富む花崗岩の分泌物あるいは流動相で,岩石の中に浸透して花崗岩化作用ミグマタイト化作用を起こす能力があると考えられたもの[Sederholm : 1926].ゼーダーホルムはミグマタイト化作用を起こす流体としてアイコールを考え花崗岩の近くから発散したものとしたが,ホルムキストはミグマタイト化の流体は花崗岩からではなく,周囲の母岩からきたものと考えた[Holmquist : 1921].この時点ではアイコールというあいまいな語が使用されたが,実体が不明で,これらの物質記述は単なる推測であり,これらに関する実験事実は非常に少なかった.その後研究の進展とともに次第に揮発性成分や元素拡散などのように明確な物質や機構が考えられるようになった.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む