あいだちなし(読み)アイダチナシ

デジタル大辞泉 「あいだちなし」の意味・読み・例文・類語

あいだち‐な・し

[形ク]
1 おもしろみがない。無愛想である。
「心よからず―・きものに思ひ給へる」〈源・夕霧〉
2 遠慮がない。ぶしつけだ。
「世を思ひ給へ乱るることなむまさりにたると―・くぞうれへ給ふ」〈源・宿木〉
[補説]語源は「愛立つことなし」の意か。一説に「あいだち」は間隔の意の「あひだち(間立ち)」ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あいだちなし」の意味・読み・例文・類語

あいだち‐な・し

  1. 〘 形容詞ク活用 〙
  2. ① 味もそっけもない。おもしろみがない。無愛想だ。
    1. [初出の実例]「にほどりにかげを並ぶる若こまはいつかあやめに引き別るべき あいだちなき御事どもなりや」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蛍)
  3. ② 遠慮がない。ぶしつけだ。
    1. [初出の実例]「『心にもあらぬまじらひ、〈略〉』とあいだちなくぞうれへ給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)宿木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む