デジタル大辞泉 「アカコヤグア」の意味・読み・例文・類語 アカコヤグア(Acacoyagua) メキシコ南東部、チアパス州の町。州都トゥストラグティエレスの南東約140キロメートルに位置する。1897年、榎本武揚率いる日本人一行が初めて入植した地として知られ、現在も日系人の農地がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカコヤグア」の意味・わかりやすい解説 アカコヤグアあかこやぐあAcacoyagua メキシコ南部、チアパス州にある町。人口5721(2000)。1897年(明治30)榎本武揚(えのもとたけあき)一行の日本人が初めて入植した所として知られる。1968年この地に「榎本殖民記念」の碑が建てられた。この入植は失敗したが、現在も日本人系の農民の活躍する地域である。メキシコ国立自治大学教授であった松田英二も第二次世界大戦前ここに入植し、その薫陶を受けた村民が多い。この町の太平洋沿岸には日本人の手による水田もある。マンゴー、ココヤシ、カカオの産が多い。[高木秀樹] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例