薫陶(読み)クントウ

デジタル大辞泉の解説

くん‐とう〔‐タウ〕【薫陶】

[名](スル)《香をたいて薫りを染み込ませ、土をこねて形を整えながら陶器を作り上げる意から》徳の力で人を感化し、教育すること。「薫陶のたまもの」
「しかし若い生徒を―するのは中々愉快なものですよ」〈野上・真知子〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

くん‐とう ‥タウ【薫陶】

〘名〙 (香(こう)をたいてかおりをしみこませ、粘土(ねんど)をこね形をととのえて陶器を作る意から) 自己の徳で他人を感化すること。すぐれた人格で教え育て上げること。
※空華集(1359‐68頃)一二・序一万宗哀詞「朝而薫陶之、暮而琢礪之。繇是万宗之学益進才益茂」
※助左衛門四代記(1963)〈有吉佐和子〉五「くれぇまん先生の薫陶を受けた名残りは」 〔宋史‐程頤伝〕

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