デジタル大辞泉
「トゥストラグティエレス」の意味・読み・例文・類語
トゥストラ‐グティエレス(Tuxtla Gutiérrez)
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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改訂新版 世界大百科事典
「トゥストラグティエレス」の意味・わかりやすい解説
トゥストラ・グティエレス
Tuxtla Gutiérrez
メキシコ南東部,チアパス州の州都。大都市域人口54万5105(2003)。メスカラパ川河畔,標高540mに位置し,熱帯雨林気候地帯に属する。トウモロコシ,サトウキビ,タバコ,コーヒーを産する農業地帯の中核都市。太平洋岸の外港サリナ・クルスへの鉄道建設,メキシコ市からオアハカを経てグアテマラに通ずる国際高速道路の建設が進み,交通の要衝でもある。チアパスChiapas州は16世紀にドミニコ会により宣教・植民され,ラス・カサスも司教に任ぜられている。グアテマラと国境を接する同州はメキシコにおいてもインディオ人口の多い地域として知られる。
執筆者:栗原 尚子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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トゥストラ・グティエレス
とぅすとらぐてぃえれす
Tuxtla Gutiérrez
メキシコ南東部、チアパス州の州都。人口42万4579(2000)。メスカラパ川の左岸、標高530メートルの地にあり、高温多湿である。周辺の農業地帯に産するトウモロコシ、ワタ、コーヒー、タバコ、サトウキビなど熱帯作物の集散・加工地。メキシコ市南東1085キロメートル(道路距離)、グアテマラ市に達するパン・アメリカン・ハイウェーの沿線にあり、飛行場もある。1892年、標高2090メートルのサン・クリストバル・デ・ラス・カサスにかわって州都となった。民芸研究所、州立考古学博物館などがある。
[高木秀樹]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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トゥストラグティエレス
Tuxtla Gutiérrez
メキシコ南東部,チアパス州の州都。テワンテペク湾に沿ってメキシコからグアテマラへ続くマドレ (ソコヌスコ) 山脈の西部北麓,グリハルバ川河谷西岸のチアパス谷にあり,標高約 530m。 1892年東のサンクリストバルデラスカサスに代って州都となった。現在同州最大の商工業中心地で,トウモロコシ,綿花,コーヒー,カカオ,タバコ,サトウキビ,ヘネケン (繊維原料) などを集散,加工する。市内にはチアパス自治大学 (1975) ,州立考古学博物館がある。パンアメリカン・ハイウェーが通る。人口 29万 5615 (1990推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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