あかしま

精選版 日本国語大辞典 「あかしま」の意味・読み・例文・類語

あか‐しま

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙あからさま[ 一 ]
    1. [初出の実例]「官者(とねり)吉備弓削部虚空取急(アカシマ)(〈別訓〉あからさま)に家に帰(まかりかへ)る」(出典日本書紀(720)雄略七年八月(図書寮本訓))
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙あかしまかぜ(暴風)」の略。
    1. [初出の実例]「それ大風烈しきを颶(はやて)といふ。又甚しきを颱(アカシマ)と称(とな)ふ」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android