アクバル会典(読み)アクバルかいてん(その他表記)Ā`īni-Akbarī

改訂新版 世界大百科事典 「アクバル会典」の意味・わかりやすい解説

アクバル会典 (アクバルかいてん)
Ā`īni-Akbarī

ムガル帝国,アクバル時代の法令集等をまとめたもの。もともとは,《アクバル・ナーマAkbar-Nāmah(アクバル一代記)》の第3巻目としてまとめられた。編著者は,《アクバル・ナーマ》と同じアブール・ファズルであるが,内容はアクバル時代の宮廷の儀式,ムガル中央政府の官僚制度・軍事・税制など多岐にわたっている。さらに,スーフィー諸派やヒンドゥーの哲学や慣習についての記述,および皇帝アクバルの言行録なども含んでいる。1597年ごろに完成した。今日残るものは,17世紀初めに多少手を加えられてできたものといわれている。
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