アザフリン

化学辞典 第2版 「アザフリン」の解説

アザフリン
アザフリン
azafrin

(5R,6R)-5,6-dihydro-5,6-dihydroxy-10′-apo-β-carotenoic acid.C27H38O4(426.57).カロテノイドの一つ.南アメリカ産のゴマノハグサ科Escobedia scabrifolia,およびEscobedia linearisの根に含まれる.これを粉砕してアセトンあるいはベンゼンで抽出する.橙赤色の針状結晶.融点212~214 ℃.-75°(エタノール).λmax 458,428 nm(クロロホルム).エタノール,酢酸,ピリジンに可溶,希アルカリ水溶液に溶けるが水に不溶.南アメリカでは油脂着色に用いる.[CAS 507-61-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む