ビサチン

化学辞典 第2版 「ビサチン」の解説

ビサチン
ビサチン
bisatin

3,3-bis(4-acetoxyphenyl)-1,3-dihydro-2H-indol-2-one.C24H19NO5(401.42).イサチン(1H-インドール-2,3-ジオン)とフェノールとを縮合させて1,3-ジヒドロ-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-2H-インドール-2-オンとし,アセチル化すると得られる.無味無臭白色の結晶性粉末.融点約252 ℃.クロロホルムエタノールに難溶,エーテル,水に不溶,氷酢酸に可溶.希塩酸に不溶なので胃内で変化しないが,腸内でのアルカリ性溶液によって徐々に分解し,1,3-ジヒドロ-3,3-ビス(4-ヒドロキシフェニル)-2H-インドール-2-オンとなり,大腸壁を刺激し,蠕(ぜん)動を昂進させる.緩下剤として用いられる.[CAS 115-53-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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