アジア大洋州労働組合会議(読み)アジアたいようしゅうろうどうくみあいかいぎ(その他表記)Asia-Australian Trade Union Conference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アジア大洋州労働組合会議
アジアたいようしゅうろうどうくみあいかいぎ
Asia-Australian Trade Union Conference

1949年 11月 16~23日世界労働組合連合会 (世界労連) の主催で北京で開かれたアジア大洋州諸国 13ヵ国の労働組合の会議。出席者は中国,ソ連モンゴル朝鮮,インド,ベトナム,ビルマ (現ミャンマー) ,タイ,インドネシアセイロン (現スリランカ) ,フィリピン,マレーイランの 13ヵ国の労組代表 117名 (日本,オーストラリア,ニュージーランド欠席) 。世界労連副主席劉少奇が議長団主席に選ばれ開会の辞を述べ,議題はアジア大洋州における世界労連の活動についての報告,各国の労働組合に対する援助のための世界労連の行動計画,世界労連の常設連絡局をアジアに設置することなどであった。この連絡局は 50年4月北京に設置され,中国,ソ連,インド,オーストラリアの労組代表各1名により構成された。北京の連絡局は 59年3月閉鎖された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む