法則の辞典 「アストロガンマ」の解説 アストロガンマ【Astrogamma(Ross)】 ロスは,写真の黒化度における特性曲線との類推から,写真のイラディエーションによる点像の拡大の量を表す式 を提案し,この2/τ をアストロガンマと名づけ,大文字の Γ と記した.一枚の写真乾板上の星像の大きさは,実際に で表されることが知られている(シャイナーの公式*). その後,グリニッチの公式* のほうが広い光度範囲に適用できることがわかった(イラディエーション:写真乾板上に星像のにじみが生じること.これから黒化像の直径をもとに明るさがわかる). 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報