アダム石(読み)アダムせき

最新 地学事典 「アダム石」の解説

アダムせき
アダム石

adamite

化学組成Zn2(AsO4)(OH) 水砒亜鉛鉱とも。直方晶系,空間群Pnnm, 格子定数a0.8309nm, b0.8527, c0.6058, 単位格子中4分子含む。板状~短柱状結晶,ないし楔形結晶の放射状集合。黄緑色,透明ないし半透明,ガラス光沢。劈開{101}良好,{010}にわずか。硬度3.5, 比重4.43~4.44。薄片では無色,屈折率α1.708~1.722, β1.742~1.744, γ1.763~1.773。2V(+)86°~90°, 光分散rv強。オリーブ銅鉱と同構造で,部分的固溶体を形成。銅・鉛・亜鉛鉱床の酸化帯に,褐鉄鉱異極鉱菱亜鉛鉱孔雀石などに伴う。名称はフランスの鉱物学者G.J.Adam(1795~1881)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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