アトモン(その他表記)atomon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アトモン」の意味・わかりやすい解説

アトモン
atomon

「分割不可能」を意味するギリシア語で,デモクリトスらの原子論では全宇宙の構成要素。不生不滅の存在で,これらが存在し運動する場所としてケノン kenon (空虚) が想定された。アトモンの運動,集積により物質が生成し,その形態配列仕方の違いが物質の特徴となるといわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む