現代外国人名録2016 「アドリアンエレート」の解説
アドリアン エレート
Adrian Eröd
- 職業・肩書
- バリトン歌手
- 国籍
- オーストリア
- 出生地
- ウィーン
- 学歴
- ウィーン国立音楽大学
- 経歴
- ウィーン国立音楽大学でヴァルター・ベリーに師事したのち、ウィーン室内歌劇場、リンツ州立劇場、ウィーン・フォルクスオーパーを経て、2001年グノー「ロメオとジュリエット」のメルキューシオでウィーン国立歌劇場にデビュー。ロッシーニ「セビリアの理髪師」のフィガロ、グノー「ファウスト」のヴァランティンなどで人気を得る。またバイロイト音楽祭でワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」のベックメッサー役を歌い、国際的に注目を浴びる。パリ・オペラ座、ヒューストン・グランド・オペラなど海外からの招聘も多い。他の当たり役にワーグナー「ラインの黄金」のローゲ、モーツァルト「フィガロの結婚」の伯爵、J.シュトラウス「こうもり」のファルケ博士など。オペラ歌手と並行して、コンサートの舞台でも大きな成功を収め、特に歌曲を好み、多くの音楽祭でリサイタルを行う。2011年東京・新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」のグリエルモ役で日本でのオペラデビュー。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報