正式名称はアパツィンガンデラコンスティトゥシオン Apatzingán de la Constitución。メキシコ南西部,ミチョアカン州西部の都市。メキシコ市の西南西約 350km,バルサス川支流テパルカテペク川の河谷にあり,標高約 500m。メキシコ独立運動の指導者 J. M.モレロス・イ・パボンが招集した議会が 1814年に憲法を公布した地で,この憲法は「アパツィンガン憲法」として知られ,「憲法のアパツィンガン」を意味する市の正式名称はこれに由来する。高温少雨の半乾燥地帯にあるが,周辺には豊かな農牧地帯が広がり,市はその商工業中心地としてトウモロコシ,豆類,ゴマ,米,綿花,果実などを集散,加工する。付近では銀,石膏を産する。人口 10万 1173 (1990推計) 。