アフメトパシャ(英語表記)Ahmet Psşs Humbaracı

改訂新版 世界大百科事典 「アフメトパシャ」の意味・わかりやすい解説

アフメト・パシャ
Ahmet Psşs Humbaracı
生没年:1675-1747

フランス貴族。本名クロード・アレクサンドル・ド・ボンバルClaude Alexandre de Bonneval。フランス,後にオーストリア軍務についたが,1729年にオスマン帝国に亡命し,イスラムに改宗してアフメトと名のった。オスマン朝に仕えて,砲兵隊の改革に尽力し,パシャ称号を得,〈砲兵フンバラジ〉の異名を得た。晩年,フランスへの帰国方途を求めたが,イスタンブールで没した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアフメトパシャの言及

【トルコ文学】より

… 中期(16~17世紀)には,アラビア・ペルシア語彙を多く含むオスマン文語が形成され,アゼルバイジャン語文学,チャガタイ語文学からの影響も受けて,オスマン朝古典文学が完成された。詩文学はアフメト・パシャAḥmed Paşa(?‐1497)によって開発された古典的手法が,ネジャーティ(?‐1497)によって確立され,ザーティ(?‐1546),ルーヒー(1526‐1600),バーキー,ヤフヤー(1552‐1643)らによって開花した。教訓詩,物語詩,風刺詩など種々のジャンルを含むが,最も重要なのは抒情詩である。…

※「アフメトパシャ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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