改訂新版 世界大百科事典 「アブデュルハックハミト」の意味・わかりやすい解説 アブデュルハック・ハミトAbdülhak Hamit Tarhan生没年:1851-1937 トルコの詩人,文学者。イスタンブールの学者の家系に生まれ,官僚,外交官としての勤務のかたわら,トルコ近代文学の成立期であるタンジマート期から共和国期にかけて約半世紀にわたり,詩人および劇作家として活躍し,とりわけ近代トルコの代表的詩人として,トルコ近代詩の基礎を築いた。作品に,詩集《墓》(1885),戯曲《フィンテン》(1918)ほか多数がある。執筆者:鈴木 董 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by