アベル派(読み)アベルは(その他表記)abelites; abelonians

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アベル派」の意味・わかりやすい解説

アベル派
アベルは
abelites; abelonians

北アフリカの古代キリスト教小派。アベル模範とする禁欲生活をし,子女をもうけず,養子制度を行う。マニ教影響を受けたグノーシス派亜流アウグスチヌスがその書のなかで言及しているが,彼の時代にはほとんど消滅していたとされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む