アマゾン族(読み)アマゾンぞく(その他表記)Amazōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アマゾン族」の意味・わかりやすい解説

アマゾン族
アマゾンぞく
Amazōn

ギリシア神話中の伝説的女人族。好戦的で女子だけで国をなし,男子は隣国へ送るか皆殺しにした。種を得るために一定の季節に他国の男に会ったという。女子は幼児の頃に弓や槍を扱いやすいように右の乳を切取ったので「乳なし族」の名をもつ。アレスとハルモニアの子孫といい,カフカスかスキタイのあたりに住むと考えられた。ヘラクレスは,彼の 12の仕事の一つを達成するために,アマゾン族の女王ヒッポリュテを殺し,その腰帯を取った。また,アテネ王テセウスはアマゾンに遠征し,女王アンチオペを奪った。仕返しに,アマゾン族がアッチカに攻めてきたが激しい戦いののち,テセウスが勝利を得た。

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