アランパーカー(その他表記)Alan William Parker

現代外国人名録2016 「アランパーカー」の解説

アラン パーカー
Alan William Parker

職業・肩書
映画監督,脚本

国籍
英国

生年月日
1944年2月14日

出生地
ロンドン

学歴
オーエン・スクール(ロンドン)卒

勲章褒章
CBE勲章

受賞
BAFTA賞〔1975年〕「The Evacuees」,カンヌ国際映画祭国際審査員賞(第38回)〔1985年〕「バーディ」,東京国際映画祭監督賞(第4回)〔1991年〕「ザ・コミットメンツ」,BAFTA賞監督賞〔1992年〕「ザ・コミットメンツ」,BAFTAフェローシップ〔2013年〕

経歴
1965年広告代理店にコピーライターとして入り、’68〜78年多数のコマーシャル・フィルムを手掛ける。’70年「小さな恋のメロディ」の脚本を書いたのがきっかけになり映画界入り。’75年TVM「The Evacuees」(’74年)でBAFTA賞を受賞。’76年「ダウンタウン物語」で劇場映画監督としてデビュー、注目される。’77年の「ミッドナイト・エクスプレス」ではアカデミー賞監督賞他6部門にノミネートされ、名を不動のものとした。’80年代から米国をベースに活躍。社会的なテーマを手掛ける技量定評がある。他の作品に「フェーム」(’79年)、「バーディ」(’84年)、「エンゼル・ハート」(’87年)、「ミシシッピー・バーニング」(’88年)、「愛と哀しみの旅路」(’90年)、「ザ・コミットメンツ」(’91年)、「エビータ」(’96年)、「アンジェラの灰」(’99年)、「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」(2003年)など。小説漫画も出している。ナイト爵位を叙せられる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「アランパーカー」の解説

アラン・パーカー

英国の映画監督。1944年ロンドン生まれ。広告業界でコピーライターとして活躍していたが、映画「小さな恋のメロディ」の原作・脚本を担当したのを機に映画界入りする。初めて監督した「ダウンタウン物語」が高い評価を受け、78年の「ミッドナイト・エクスプレス」では米アカデミー賞2部門を受賞した。ほかに、第二次世界大戦を背景に米国人男性と日系人女性の悲恋や、強制収容所有り様を描いた「愛と哀しみの旅路」、青春ドラマの「フェーム」のほか、「エビータ」、「アンジェラの灰」などの作品がある。2020年7月31日に76歳で死去した。

(2020-8-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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