アリンカングリ山脈(読み)ありんかんぐりさんみゃく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アリンカングリ山脈」の意味・わかりやすい解説

アリンカングリ山脈
ありんかんぐりさんみゃく / 阿陵崗日山脈

中国、チベット自治区西部にある山脈。北と南を崑崙(こんろん/クンルン)山脈とガンディセ山脈に挟まれる標高約4500メートルのチャンタン高原の中央やや南寄りを、西北西から東南東に走る。東経79度のパンゴン湖南岸から89度のシリン湖南岸まで延長約750キロメートル、稜線(りょうせん)の高度は5500メートルを超える。最高峰は革吉県北方のアリン山(6708メートル)。南北両側ともに内陸流域をもつ塩湖が多数ある。

[酒井敏明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android