20世紀西洋人名事典 「アリーサフレインドリフ」の解説
アリーサ フレインドリフ
Alisa Freindrikh
1934.8.12 -
女優。
レニングラード(ソ連)生まれ。
両親とも俳優。大卒後初舞台を「紙ばさみを持つ人」で踏む。1961年以来レンソヴィエト劇場所属となり、俳優イーゴリー・ウラジーミロフとともに指導的役割を果たす。’84年ボリショイ・ドラマ劇場に移籍して活躍。映画デビューは’60年「新婚物語」。’79年、夫婦共演した現代ソヴィエトの代表的戯曲の映画化「旧式コメディ」で年間最優秀女優に選ばれる。謎めいた眼差しが印象的な個性派で、シリアスドラマからミュージカルまで多彩なジャンルで幅広い役をこなし、他の作品に「ストーカー」(’80年)、「ロマノフ王朝の最期」(’85年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報