アリール遷移金属錯体(読み)アリールセンイキンゾクサクタイ

化学辞典 第2版 「アリール遷移金属錯体」の解説

アリール遷移金属錯体
アリールセンイキンゾクサクタイ
transition metal aryl complex

遷移金属に,フェニル基などのアリール(aryl)基がσ結合した化合物.遷移金属と炭素の間のσ結合は不安定である.おもにホスフィン化合物,CO,シクロペンタジニエル,オレフィン類などを配位子として有する錯体で,アリール遷移金属化合物が単離されている.合成法としては,ほかの典型元素のアリール金属化合物を用いる方法が一般的で,次のような例がある.

  (C6H5)2Hg + VOCl3 → C6H5VOCl2 + C6H5HgCl  

(THF = テトラヒドロフラン)

反応性はアルキル遷移金属錯体とほぼ同じである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む