アルドモーロ(英語表記)Aldo Moro

20世紀西洋人名事典 「アルドモーロ」の解説

アルド モーロ
Aldo Moro


1916.9.23 - 1978.5.9
イタリア政治家
元・イタリア首相,元・外相。
レッチェ県マリエ生まれ。
パリ大学に学ぶ。
ファシズム時代、カトリック大学生連盟会長として活躍し、1941年ローマ大学法学部教授を務め、’46年制憲議会議員となる。’53年キリスト教民主党議員団団長を経て、法相や文相を歴任し、’59年キリスト教民主党幹事長となり、’63年イタリア首相に就任し、中道左派政権樹立に成功する。’68年退陣するが、’74年再び首相に返り咲く。’78年極左集団「赤い旅団」に誘拐され、55日後ローマの中心街で遺体となって発見される。著書に「La capacità giuridica penale」(’39年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android