アルヘリチ

百科事典マイペディア 「アルヘリチ」の意味・わかりやすい解説

アルヘリチ

アルゼンチンの女性ピアノ奏者。アルヘリッチ,アルゲリッチともいう。幼くして並外れた才能をみせ,1949年生地ブエノス・アイレスのオーケストラと8歳で共演してデビュー。1955年ヨーロッパに移住し,グルダ,N.マガロフ〔1912-1992〕,ベネデッティ・ミケランジェリらに師事。1957年のジュネーブ国際音楽コンクール,1965年のショパン国際ピアノ・コンクール(ショパン参照)ほかで続けて優勝をさらい,本格的な演奏活動に入った。輝かしい技巧に支えられた奔放な演奏で知られ,ポリーニと並び戦後世代の双璧(そうへき)とされる。ロマン派を中心に,J.S.バッハからラベル,バルトーク,プロコフィエフまでが主なレパートリー。近年はソロ活動よりもアンサンブルに重点をおき,バイオリン奏者のクレーメル,チェロ奏者のM.マイスキー〔1948-〕らと共演を重ねている。1970年に初来日。NHK交響楽団の常任指揮者C.デュトアは元夫。
→関連項目ミケランジェリ

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