現代外国人名録2016 「アルンダティロイ」の解説
アルンダティ ロイ
Arundhati Roy
- 職業・肩書
- 作家,脚本家,活動家
- 国籍
- インド
- 生年月日
- 1960年11月24日
- 出生地
- メガラヤ州シロン
- 本名
- Roy,Suzanna Arundhati
- 受賞
- インド最優秀脚本家賞〔1989年〕,ブッカー賞〔1997年〕「小さきものたちの神」,シドニー平和賞〔2004年〕
- 経歴
- 母はシリア人でクリスチャン、父はベンガル人。18歳の時、デリーに出て建築を学ぶが、そこで映画監督の後の夫と出会い、彼の最初の映画に出演。以来、映画台本を書く。1989年インド最優秀脚本家賞を受賞。’97年小説「小さきものたちの神」で英国の代表的な文学賞・ブッカー賞を受賞。’98年インドの週刊誌「アウトルック」に反核を訴える手記を寄稿し、反響を呼ぶ。また巨大ダム建設の反対運動の先頭に立ち、著作や抗議運動で建設を容認した最高裁判決を批判。2002年には法廷侮辱罪で有罪判決を受ける。他の著書に「わたしの愛したインド」「帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ」「誇りと抵抗―権力政治を葬る道のり」「民主主義のあとに生き残るものは」「ゲリラと森を行く」などがある。2000年よりカンヌ国際映画祭審査員を務める。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報