20世紀西洋人名事典 の解説
アレクサンダー タンスマン
Alexander Tansman
1897.6.12 - 1986
フランスの作曲家,指揮者,ピアノ奏者。
ポーランド出身。
1919年ポーランド国民音楽コンクールで受賞し、その後パリに定住しながらピアノ奏者、指揮者としてアメリカ、ヨーロッパ各地を演奏旅行。日本では’33年に演奏会を開催、’41〜46年滞米後パリに帰る。オペラ「クルド族の夜」(’27年)、バレー「復活」(’61年)、ギター曲「ショパンをたたえて」(’69年)等の作品があり、「にんじん」(’32年)の映画音楽を手掛けショパンの影響を受けながらストラヴィンスキー、ラベルの作風を持つ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報