20世紀西洋人名事典 の解説
アレクサンドル ベゾブラーゾフ
Aleksandr Mihaylovich Bezobrazov
1855 - 1931
ソ連(ロシア)の政治家。
元・官房長官。
タンボフ県生まれ。
近衛士官を経て政界入り。ニコライ2世に認められ、「ベゾブラーゾフの徒党」を1898年に結成し、侵略的な極東政策を推進。1903年官房長官に就任し、日露開戦に慎重な蔵相ウィッテや外相ラムズドルフを抑えて、日露戦争の原因の一つとなった、朝鮮半島への侵略を主張した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報