徒党(読み)トトウ

デジタル大辞泉の解説

と‐とう〔‐タウ〕【徒党】

[名](スル)ある目的のために仲間や一味などを組むこと。また、その仲間や団体。
「此奴等は―したのではないかと」〈円朝怪談牡丹灯籠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

と‐とう ‥タウ【徒党】

〘名〙 仲間、団体、一味などを組むこと。また、その仲間・団体・一味。ある事をなすために集まった仲間。同類。連中。
※正法眼蔵(1231‐53)行持下「徒党五人ともにちかふていはく」
※信長記(1622)一〇「さらば松永が徒党(トタウ)退治せよとて」 〔中論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の徒党の言及

【強訴】より

…しかし小百姓が成長し,訴訟の体験を重ねることを通じて,やがて苛政に対して順を踏まない違法な直訴の方法で農民の要求を実現しようとする闘争が生まれてきた。17世紀中・後期には,惣百姓の意向を体して村役人が単独もしくは少数で直訴する村役人代表越訴(おつそ)が多かったが,そのなかから,惣百姓が徒党して直接に直訴する惣百姓強訴の闘争が発展してきた。早いものは延宝年間(1673‐81)に現れ,1686年(貞享3)の加助騒動は代表越訴と強訴の両方がみられる一揆である。…

【百姓一揆】より

…検地と諸法令を用いた兵農分離,武士の城下町集住によって,武士と百姓の関係は大きく変質した。中世では一揆は社会全体から容認されているものだったが,近世ではいっさいの一揆的結集は徒党として禁止され鎮圧された。武士の徒党も厳禁されている。…

※「徒党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

野球の用語

アウトサイド・コーナー outside corner 打者から見て本塁上の遠い側。外角。和製英語ではアウトコーナーともいう。アシスト assist打者が打った球を捕球後にある塁に送球し走者の刺殺を間接...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android