最新 地学事典 「アレニコリテス」の解説
アレニコリテス
学◆Arenicolites
生痕属の名称。堆積物中におおよそ鉛直方向に発達したU字型の巣穴で,スプライト構造はもたない(スプライト構造をもつU字型の巣穴は,ディプロクラテリオンという別の生痕属に分類される)。顕生代を通じて産出し,砂質堆積物中に多く見られる。海成層中の産出が特に多いが,陸成層からの産出も報告されている。おもに懸濁物食性の多毛類や甲殻類による居住痕と考えられている。
執筆者:泉 賢太郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

