スプライト(その他表記)sprite

翻訳|sprite

デジタル大辞泉 「スプライト」の意味・読み・例文・類語

スプライト(sprite)

妖精。小さな精霊
コンピューターグラフィックスで、複数の画像や図形を合成して表示する技術。
落雷の際、雷雲上空の中間圏の地上40~90キロメートル付近で発生する放電発光現象。1989年に、米国アラスカ大学の研究者により観測・発見された。雷とは異なり、赤く発光する。ブルージェットエルブスなどとともに、高高度発光現象TLE; transient luminous event)の一つとされる。レッドスプライト。超高層紅色型雷放電。スプライト現象
[補説]3の発生メカニズムの解明に向けて、平成21年(2009)1月、スプライト観測衛星「雷神」がH-ⅡAロケットにより打ち上げられた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android