アン・エン・くらい

普及版 字通 「アン・エン・くらい」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] アンエン
[字訓] くらい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は奄(えん)。奄に掩(おお)う意がある。〔説文七上に「ならざるなり」とあり、日のかげることをいう。

[訓義]
1. くらい、くらいさま。
2. 霧などがたちこめる、ふさぎこめる。

[古辞書の訓]
名義抄 クラシ

[語系]
am、(暗)・闇m、em、陰imは声義近く、みな、うす暗く閉ざされた状態をいう語である。

[熟語]

[下接語]
・霧

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android