アンボ族(読み)アンボぞく(その他表記)Ambo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンボ族」の意味・わかりやすい解説

アンボ族
アンボぞく
Ambo

オバンボ族 Ovamboともいう。アフリカのナミビア北部とアンゴラ南部にまたがる地域に居住する半農半牧のバンツー語系民族。人口約 90万と推定される。主要作物はソーガムや雑穀類で,牛は食糧としてのみならず,婚資として社会的にも重要である。 13の下位集団に分れ,それぞれが伝統的には1人の神聖王を戴く中央集権的な王国に組織されていた。出自や相続は母系制で,一夫多妻婚を営む。共同体の中心には,神聖王から順次分け与えられた「聖なる火」があり,地方の長の第1夫人がそれを絶やさぬよう管理していた。

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