現代外国人名録2016 「アン・ヨンハッ」の解説
アン・ヨンハッ
安 英学
An Yong-hak
- 職業・肩書
- サッカー選手(横浜FC・MF)
- 国籍
- 北朝鮮
- 生年月日
- 1978年10月25日
- 出生地
- 岡山県・倉敷市
- 学歴
- 立正大学卒
- 経歴
- 在日朝鮮人3世だが、祖父は韓国南西部の全羅南道光陽出身。小学1年でスイーパーとしてサッカーを始め、上野高時代にボランチとなる。Jリーグの在日選手枠の資格を得るため、大検を受けて立正大に入学。2002年アルビレックス新潟に入団、レギュラーに定着。同年北朝鮮代表に選出され、ソウルでの対韓国戦に出場。2005年2月W杯ドイツ大会アジア最終予選対日本戦に出場。同年名古屋グランパス入り。祖父の故郷で暮らし、言葉も学びたいとの思いから、2006年韓国Kリーグの釜山アイパークに移籍、“北朝鮮代表の韓国流出”と話題を呼んだ。同年Kリーグのオールスターに選出。2008年Kリーグの強豪・水源に移籍。スマートな体型と誠実なメディア対応で、韓国でも人気を得る。2009年6月、北朝鮮の44年ぶりとなるW杯出場に貢献。2010年Jリーグの大宮アルディージャ、2011年柏レイソルを経て、2014年横浜FCに移籍。2010年W杯南アフリカ大会代表。182センチ、75キロ。利き足は右。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報