アーヨ
あーよ
Felix Ayo
(1933―2023)
スペインのバイオリン奏者。生地ビルバオの音楽院で学んだのち、パリ、ついでローマのサンタ・チェチーリア音楽院に留学。1951年同音楽院の卒業生たちとイ・ムジチ合奏団を組織、その首席バイオリン奏者となり、1952年にデビューして世界中にビバルディの『四季』ブームを引き起こした。1963年(昭和38)イ・ムジチと初来日。1968年イ・ムジチを退団、以後、ローマ・ベートーベン弦楽四重奏団を結成して室内楽に力を注ぐほか、バロック音楽を中心とする独奏活動を行った。
[岩井宏之]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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