日本大百科全書(ニッポニカ) 「アールガウ」の意味・わかりやすい解説 アールガウあーるがうAargau スイス北部の州。面積1404平方キロメートル、人口55万0900(2001)。アルプスとジュラ山地に挟まれた中央低地の北部を占め、アーレ川とその支流ロイス、ウィガー、ズーレ、ウィナ、ビュンツなどの豊かな河谷には牧畜を主とする集約的農業が営まれるが、工業化がもっとも進んでいる州の一つ。18世紀からの繊維工業のほか、バーデン、ブルック、州都アーラウの機械工業、ツォフィンゲンの化学工業が中心で、第二次産業人口の比率は65%を超す。[前島郁雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例