イガグリカイ(読み)いがぐりかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イガグリカイ」の意味・わかりやすい解説

イガグリカイ
いがぐりかい / 毬栗貝
[学] Hydrissa sodalis

腔腸(こうちょう)動物門ヒドロ虫綱ヒドロイド目ウミヒドラ科に属する海産動物。個体が多数癒着して群体をつくり、巻き貝の殻表に付着している。群体は一見近縁カイウミヒドラの群体に似ており、成長につれて付着した巻き貝を覆い尽くし、さらに殻表から管状に伸長する。群体の直径は約6センチメートル、多くの分岐した顕著な棘(とげ)状の突起があり、殻およびこの突起の上には多数のポリプ(栄養ポリプ、指状ポリプ、生殖ポリプなど)がみられる。生殖ポリプの上には数個の生殖体が生ずるが、これらの生殖体はクラゲとなって遊離することはない。北海道南部から本州中部に至る太平洋沿岸に分布し、数メートルから数十メートルの海底から得られる。

[山田真弓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む